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2022.01.11 :L-Life編集部

日本人の中高齢者カレーの長期的かつ頻繁な摂取は良好な認知機能に影響。ハウス食品が共同研究で発表。

ハウス食品グループ本社株式会社は7日、東京大学 五十嵐中客員准教授、二松学舎大学 小久保欣哉准教授との共同研究で、カレーを長期的かつ頻繁に摂食する食習慣は良好な認知機能と関係していることを確認したことを発表した。
日本人対象の疫学研究では初となる結果で、この研究成果は2021年11月21日に御堂会館(大阪市中央区)にて開催された第28回 日本未病学会学術総会で発表された。

■研究について

カレーには健康増進に効果があるとされる様々なスパイスが用いられており、実際にスパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれていることから、健康に良い食品と考えられている。ハウス食品グループでは、カレーの健康効果に関する研究に取り組んでおり、2019年にはカレー粉およびカレーに含まれる複数のスパイスに、PM2.5による炎症反応を抑える効果を確認していた。

今回の研究では、カレー摂食頻度の高い高齢者で認知機能が良好に保たれていることがシンガポールの疫学研究の結果として報告されている1)ことに注目。日本人の中高齢者を対象に、シンガポールにおける研究と同様にカレーの摂食状況が良好な認知機能と関係があるかを調査した。

調査は、50歳以上の一般生活者を対象に行い、「調査直前1年間」(短期)と「成人以降で調査1年前まで」(長期)のカレー摂食頻度について、認知機能との関係を明らかにした(図1)。調査直前1年間のカレー摂食頻度に基づき、月2回以上を「高頻度群」、月2回未満を「低頻度群」とし、両群間で性別、年齢、Body Mass Index、Charlson Comorbidity Index(併存疾患の指数)、職業の分布が等しくなるよう層別マッチングを行い、各群1002人ずつを対象とした。

調査の結果、長期のカレー摂食頻度が高いほど、認知機能が有意に良好であることが判明したが(図2)、一方で、短期のカレー摂食頻度と認知機能の間には関係が見られなかった。

また、短期のカレー摂食頻度「高頻度群(月2回以上)」だけ、または「低頻度群(月2回未満)」だけでも同様の調査を行ったところ、高頻度群において、長期の摂食頻度が「月1回未満」より「月1回」で有意に認知機能が良好であることが判明。一方低頻度群では、長期のカレーの摂食頻度と認知機能との間に関係が見られなかった。したがって、長期のカレー摂食頻度と認知機能との関係では、短期のカレーの摂食状況も重要であることが分かった。

■会社概要

社名:ハウス食品グループ本社株式会社
本社:東京都千代田区紀尾井町6番3号
ハウス食品グループ本社ビル
代表:浦上 博史
設立:1947年06月
ホームページ:https://housefoods-group.com/

ニュースリリース元

この記事を書いた人: L-Life編集部
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