お手頃な価格で美味しい牛丼を食べられるのが魅力の牛丼チェーン。駅前や商業施設などに多数出店しており、道端で見かけたりたまに利用したりしている方も多いでしょう。
牛肉のボリューム感と優しい出汁の味が魅力でついたくさん食べたくなる牛丼ですが、食事管理をしているとカロリーが気になるところです。低カロリーで、罪悪感なく食べられるメニューはあるのでしょうか。
そこで今回は、全国展開している牛丼チェーン、吉野家・松屋・すき家の牛丼・丼ものメニューのなかからカロリーが低いものを3つずつ紹介します!各牛丼チェーンで定番の牛丼も、低カロリーメニューとしてランクインしていますよ。各メニューの並盛のカロリーも解説しているので、「牛丼は好きだけど、カロリーも気にしている」という方はぜひ最後までチェックしてみてください。
吉野家は、「うまい、やすい、はやい」をコンセプトにした牛丼チェーンです。明治32年(1899年)に誕生し、時代の変化を乗り越えながら店舗数を増やしていきました。バイヤーが厳選した材料の使用と店舗での調理にこだわり、できたての美味しい牛丼を提供しています。
そんな吉野家でカロリーが低い丼ものは、豚丼・ねぎ塩豚丼・牛丼です。以下の見出しで、カロリーが低い順に紹介します。
吉野家で最もカロリーが低い丼ものは、「豚丼」です(並盛:576kcal・店内税込435円)。出汁でじっくり煮込んだ豚肉は柔らかく、味が芯までよく染みています。
牛肉ほどの脂っぽさを感じにくいため、あっさりといただけるのも嬉しいポイント。玉ねぎの優しい甘みが豚肉の旨味とマッチした、おすすめの丼ものです。テイクアウトやデリバリーでも購入できます。
公式:豚丼|吉野家
「ねぎ塩豚丼」(並盛:599kcal・店内税込554円)も、吉野家のなかでは低カロリーなメニューです。出汁の味が染みた豚肉と玉ねぎの上から塩だれとネギをかけ、サッパリといただけるのが魅力。
塩だれによる塩味とネギのシャキシャキ感が加わり、暑い日でも食べやすい一品です。自宅で食べたい方は、テイクアウトすることも可能です。
公式:ねぎ塩豚丼|吉野家
吉野家の看板メニューである「牛丼」(並盛:633kcal・店内税込468円)は、3番目にカロリーが低い丼ものです。牛肉と玉ねぎをあっさりとした味わいの出汁で絡め、炊き立てのご飯にどっさりとかけています。
牛肉の脂の旨味や出汁の味がご飯によくマッチしており、シンプルながら食べる手が止まらない一品です。テイクアウトやデリバリーにも対応しています。
公式:牛丼|吉野家
松屋は、「みんなの食卓でありたい。」をテーマに営業している牛丼チェーンです。牛丼は「牛めし」の名称で販売しており、ほかにもカレーや定食などさまざまなメニューを用意しています。
糖質やカロリーを抑えたい方に向けて、ライスを生野菜もしくは豆腐に変更する「ロカボチェンジ」サービスを提供しているのが松屋の特徴。今回は松屋が提供している料理のなかから、牛めし・丼メニューをカロリーが低い順に3つ紹介します。
晩ごはんは松屋でネギ塩豚カルビ丼をいただきました! pic.twitter.com/mxwguaU4dj
— アイリス-M.Y (@iris_my8) February 21, 2024
松屋が提供している牛めし・丼メニューのなかで最もカロリーが低いのは、「ネギ塩豚カルビ丼」(並盛:693kcal・店内税込590円)です。焼き目が付くまでこんがり焼いた豚肉に、コショウの風味が効いた塩だれをかけています。
青ネギを刻んだものもトッピングしており、ネギの風味が程よいアクセントになっています。生野菜にロカボチェンジする場合の並盛のカロリーは311kcal、豆腐の場合は397kcalです。
公式:ネギ塩豚カルビ丼|松屋
松屋の丼ものメニューのなかで2番目にカロリーが低いのは、定番の「牛めし」(並盛:715kcal・店内税込400円)です。2022年にタレが新しくなり、以前よりコクがあり優しい口あたりになりました。
醤油ベースのタレが玉ねぎと牛肉にしっかり染み込み、ほかほかの白ご飯とよく合います。店内で食べると、お味噌汁がセットになるのも嬉しいポイント。生野菜にロカボチェンジした場合の並盛のカロリーは353kcal、豆腐の場合は419kcalです。
公式:牛めし|松屋
松屋の牛めし・丼ものメニューで3番目にカロリーが低いのは、「鬼おろしポン酢牛めし」(並盛:739kcal・店内税込550円)です。通常の牛めしに大根おろしとネギをトッピングしており、牛肉のこってり感を和らげています。
大根おろしにはポン酢がかかっているため、程よい酸味でサッパリいただけるのが魅力です。生野菜にロカボチェンジした場合の並盛のカロリーは377kcal、豆腐の場合は443kcalです。
すき家は、店舗数が日本で最も多い牛丼チェーンです。牛丼のサイズの種類が豊富で、自分の空腹感や栄養管理の状況に合わせた量を食べられるのが魅力。牛丼をベースにしたメニュー展開も豊富で、何度も足を運びたくなります。
そんなすき家では、ご飯の代わりに豆腐と野菜を使用する「ライト」というメニューも提供しているのが注目ポイントです。すき家が提供している丼ぶりメニューのなかから、カロリーが低い順に3つ紹介します。
すき家が提供している丼ぶりメニューのなかで最もカロリーが低いのは、シンプルな「牛丼」(並盛733kcal・店内税込430円)です。国産米を使用することにこだわっており、ふっくらと炊き上げたお米と醤油ベースのタレで味付られた牛肉がよく合います。
ご飯の代わりに豆腐と野菜を使う「ライト」にも対応しており、ライトだとカロリーを427kcalに抑えられます。
公式:牛丼|すき家
すき家の丼ぶりメニューで2番目にカロリーが低いのは、おろしポン酢牛丼(並盛757kcal・店内税込580円)です。通常の牛丼に、大根おろしとゆずポン酢をトッピングしているのが特徴。
店舗ですりおろした大根に、酸味の効いたゆずポン酢がかかっており、暑い日でもさっぱりと食べやすい一品です。
すき家の丼ぶりメニューで3番目にカロリーが低いのは、かつぶしオクラ牛丼(並盛760kcal・店内税込580円)です。定番の牛丼に、オクラとかつお節をトッピングしています。
食感が特有のオクラと、だし醤油とかつぶしの風味が一体となり、さっぱりとした味わいを楽しめます。ネバネバとした食感のオクラと牛肉を同時にいただけるので、夏バテ対策になるかもしれませんね。
農林水産省が公表している「食事バランスガイド」によると、牛丼の1杯のカロリーは730kcalとされています。「一日に必要なエネルギー量と摂取の目安(農林水産省)」では、1日に必要なカロリーは男性が2,000〜2,400kcal、活動量の少ない成人女性は1,400〜2,000kcalです。
1食くらいなら牛丼をがっつり食べても構わないので、無理せず健康的な栄養管理を心掛けましょう。カロリーが気になる方は、ごはんを豆腐やサラダに変更するサービスを利用するのもおすすめですよ。