この記事を読んで、YMOの代表曲「ライディーン(RYDEEN)」の元ネタが江戸時代の力士・雷電爲右エ門だと知った馬渕まりりんです。
雷電と言えば、ゲームにも居るではないですか!彼をモチーフにしたビッグサイズのキャラが。というわけで今回は餓狼伝説から悪役覆面レスラー「ライデン」をお送りいたします。
まずは恒例の体格チェック。身長が202cmで体重が210kg、BMIは51.5になります。結構大きいですが、現実離れはしておりません。まず身長202㎝、これは2014年に引退した琴欧州と同じです。琴欧州の体重は155㎏ですからライデンのほうが2周りくらい大きいイメージになりますね。現在の横綱、照ノ富士が192㎝184㎏、BMI50なのでイメージとして近いかもしれません。
さてさて、身長を決める要因の9割は遺伝と言われています。現役力士で3番目に高身長191㎝の王鵬は横綱・大鵬のお孫さんです。祖父にあたる大鵬も187㎝と高身長。長兄はプロレスラーの加納幸男で201㎝!お、ライデンに近い高身長!130㎏と体重はだいぶ違いますね…うわ、イケメン(はぁと)。2番目の兄は力士の納谷で185㎝、弟も力士の夢道鵬で184㎝、皆さん高身長ですね!
ではライデンに話を戻しましょう。元々は正統派レスラー「ビッグ・ベア」だったライデンですが、人気をねたんだ相方に八百長の濡れ衣を着せられ所属協会追放の憂き目にあいます。それで拗ねちゃって覆面レスラー「ライデン」としてストリートファイトで憂さ晴らしをしていたところ、悪のボス、ギース・ハワードにスカウトされたようです。初代の餓狼伝説では悪役らしく毒霧攻撃をしかけてきます。実在のヒール系レスラーで毒霧使う人もいますけど、成分は企業秘密みたいです。気になるわぁ。餓狼2ではギースが死んだ(ことになっていた)ので悪役をやめ、正統派レスラー「ビッグ・ベア」に戻っていますので、根はいい人だと思います。てか、ふつうにいい人です。
小さいころ、プロレスラーの代名詞と言えばジャイアント馬場さんではなかったでしょうか。現役時代の輝かしい記録はもちろん、親しみやすいキャラクターで子供たちにも大人気。プロレスに詳しくない子でも「馬場チョップ」「十六文キック」は知っていました。実は馬場さん、下垂体の病気であったことを公言しておられました。
脳にある下垂体は様々なホルモンを作る器官ですが、成長ホルモンを作り細胞が機能を保ったまま腫瘍化すると、成長ホルモンが過剰になり高身長になることがあります。先端巨大症(末端肥大症)という病気であり、巨人症と称されることもあります。骨端線が閉じ、成長が止まる年齢以前にホルモンの分泌過剰が起こると高身長になるのです。大人になった後だと手足の指や、顎などが大きくなります。背が高くなるなら良い気もしますが、成長ホルモンには血圧や血糖値を上げる作用がありますので高血圧や糖尿病になりやすく、大腸がんの確率も上がるなど放置すると健康を害する恐れがあります。馬場さんも手術で腫瘍をとったようです。比較的まれな病気ですが、気になる方はお医者さんに相談だ。
ライデンの趣味は遊園地めぐりと絶叫マシンに乗ることです。遊園地のアトラクションって身長が低すぎて乗れないイメージがありますよね?あと2㎝足りないから次来たときは絶対乗るぞとちびっ子がシールもらって帰るやつです。でもね、モノによっては上の制限もあるんですよ。富士急ハイランドでみるとジェットコースターのええじゃないかが125-200㎝、スイングマシンのトンデミーナが137-195㎝と高身長すぎると乗れない模様。それが原因でまたぐれませんように(笑)