
夏は涼しいサンダルを履きたくても、甲高幅広の足ではストラップが食い込んだり、小指の横が擦れたりしやすいものです。特に体重が100kg超の男性は、底の薄いサンダルを選ぶと足裏や膝に負担がかかり、長時間歩くのがつらくなることもあります。
今回は、甲高幅広のメンズサンダルを選ぶポイントや痛くなりにくく、疲れにくい種類を紹介します。

市販のサンダルは標準的な足の大きさを基準に作られていることが多く、甲高幅広の男性には窮屈に感じられることがあります。足の形に合わないまま履き続けると、靴擦れや疲れにつながりかねません。
まずは、サンダルを履いたときに痛みが生じる理由を確認しましょう。
甲高の男性が一般的なサンダルを履くと、甲を覆うストラップにゆとりがなく、足に食い込みやすくなります。歩くたびに同じ部分が圧迫されるため、赤みや痛みが生じることもあるでしょう。
特に、硬い革や伸縮性の少ない素材は足になじみにくく、締め付けを感じやすい傾向があります。履き始めから甲にストラップが強く当たる場合は、無理に履き続けず、ストラップを調整できるタイプや柔らかい素材を選ぶことが大切です。
足幅に対してサンダルの横幅が狭いと、小指の外側や親指の付け根が縁に当たりやすくなります。歩くたびに同じ場所が擦れるため、赤みや靴擦れ、水ぶくれができることも少なくありません。
足がサンダルの外側へはみ出している場合は、幅が合っていない可能性があります。足長(そくちょう)だけでサイズを決めるのではなく、4Eや5Eなどの表記も確認し、自分の足幅に合った設計を選びましょう。
甲や横幅の窮屈さを避けるため、普段より大きいサイズを選ぶ人もいるのではないでしょうか。
しかし、サイズを上げると縦幅が余り、歩くたびにサンダルの中で足が前後に動きやすくなります。足を安定させようとして無意識に指に力が入るため、足裏やふくらはぎが疲れる原因にも。
サイズアップだけで対応せず、足長を合わせたうえで幅広設計の商品を選ぶことが大切です。

サンダル選びで失敗しないためには、自分の足の大きさや形を把握しておくことが大切です。足長・足幅・足囲を測るとともに、靴やサンダルを履いたときに当たりやすい部分も確認してみましょう。
自分の足が幅広か確認するためには、足長・足幅・足囲の3か所を測るとよいでしょう。
足長は、かかとから最も長い指先までの長さです。紙の上に足を置き、厚みのある本をかかとに当てて印を付けます。つま先にも同じように本を当て、最も長い指の位置に印を付けたら、2点の間を測ってください。
足幅は、親指と小指の付け根にある最も広い部分を直線で測ります。足囲は、同じ部分を通るようにメジャーを一周させて確認しましょう。
左右の足で大きさが異なる場合もあるため、両方を測ることが大切です。サンダルを選ぶ際は、数値が大きいほうの足を基準にすると、窮屈さを抑えやすくなります。
足囲を測ったら、足長との組み合わせから自分の足幅の目安を確認します。靴の幅はEや2E、3E、4E、5Eなどで表され、Eの数が増えるほど幅にゆとりのある設計です。
一般的に3E以上は幅広の傾向があり、4Eや5Eの人は通常のサンダルでは窮屈に感じることがあります。ただし、同じ表記でもメーカーや商品によって履き心地は異なるため、サイズ表を確認したうえで試着することが大切です。
足の甲の高さには、足幅のように分かりやすい表記や明確な基準がありません。そのため、数値で甲高かどうかを判断するのは難しいでしょう。
靴やサンダルを履いた際に、甲の部分だけが強く当たる、ストラップが食い込む、圧迫されて痛くなるといった悩みがある場合は、甲が高い可能性があります。

甲高幅広の男性が痛くなりにくく、疲れにくいサンダルを選ぶには、足長だけでなく幅や甲まわり、ソールの作りまで確認することが大切です。
ここでは、快適に履ける一足を見つけるための5つのポイントを紹介します。
甲高幅広の男性は、4Eや5Eなどの幅広設計を目安に選びましょう。普段の靴より大きいサイズを選ぶだけでは、縦の長さが余って足が動きやすくなり、かえって疲れや擦れにつながることがあります。
足長に合ったサイズを選び、そのうえで横幅にゆとりがあるかを確認することが大切です。同じ4Eや5Eでも商品によって形は異なるため、小指や親指の付け根がサンダルからはみ出していないか、試着時に確かめてくださいね。
甲の高さに合わせてストラップを調整できるサンダルなら、締め付けや食い込みを抑えやすくなります。面ファスナーやバックル付きのタイプは、足の状態や靴下の厚みに合わせて細かく調整できる点が魅力です。
試着時にはストラップを実際に調整してみて、甲に強く当たらず、足がサンダルの中でずれない程度に固定できるか確認しましょう。
甲に触れる部分が硬いと、歩くたびに擦れたり食い込んだりして痛みにつながります。
甲高の男性は、メッシュや布、ニットなど、足をやさしく包み込む柔らかい素材を選ぶとよいでしょう。伸縮性のある素材なら足の形になじみやすく、圧迫感も抑えられます。
体重が重い男性は、底の薄いサンダルを履くと足裏や膝に負担がかかりやすくなります。長時間歩く予定がある場合は、厚みと弾力があり、着地時の衝撃をやわらげてくれるソールを選びましょう。
クッション性のあるサンダルなら、歩行時の負担を抑えやすく、疲れにくさにもつながります。
長時間歩く場合は、かかとを固定できるバックストラップ付きのサンダルがおすすめです。足が前後にずれにくくなるため、指に余計な力が入りにくく、擦れや疲れの軽減につながります。
特にスポーツサンダルは、甲とかかとの両方を支えられるため、安定した履き心地が魅力です。試着時は、ストラップが食い込まないかを確認しましょう。

サンダルにはさまざまな種類があり、履く場面によって適した形が異なります。ここでは、甲高幅広の男性におすすめのスポーツサンダル・スライドサンダル・クロッグサンダルの特徴を紹介します。

長時間歩く日は、甲とかかとを固定できるスポーツサンダルが向いています。足が前後左右にずれにくいため、指に余計な力が入りにくく、歩行時の負担を抑えやすいのが特徴です。
厚みと弾力のあるソールを選べば、足裏や膝に伝わる衝撃もやわらげられます。甲高幅広の男性は、4Eや5Eなどの幅広設計に加え、ストラップを調整できるかどうかも確認しましょう。
フォーエルで取り扱っている「スケッチャーズ REVOLTEDSS-NILE」は、つま先にゆとりを持たせた3E相当の設計です。クッション性のあるフットベッドを採用しているほか、かかとを覆う形のため、安定感のあるサンダルを探している人に適しています。29~31cmの大きいサイズが用意されている点も魅力です。

近所への買い物やゴミ出しなど、短時間の外出にはスライドサンダルが便利です。足を入れるだけで履けるため、脱ぎ履きに手間がかかりません。
フォーエルの「キングサイズ防滑スライドサンダル」は、3L~5Lの大きいサイズを展開しています。インソールには高弾力EVAを使用しており、柔らかな履き心地が特徴です。靴底には滑りにくい防滑TPRを採用しているため、日常のちょっとした外出にも使いやすいでしょう。
ただし、かかとを固定できないスライドサンダルは、長時間の歩行には向いていません。甲まわりの窮屈さがないか確認し、歩く距離が短い場面で取り入れましょう。

つま先を見せたくない人や、指先をぶつけるのが心配なときには、前側を覆ったクロッグサンダルが向いています。スライドサンダルのように脱ぎ履きしやすく、普段使いにも便利な形です。
フォーエルで取り扱っている「Crocs(クロックス)CLASSIC CLOG」は、軽量で水に強く、通気性や速乾性も高いサンダルです。可動式のヒールストラップが付いているため、歩くときはかかとを固定できます。フォーエルでは29~31cmの大きいサイズがあります。
ただし、幅を示すE表記はないため、甲や小指の付け根が当たらないか試着して確かめましょう。

甲高幅広の男性がサンダルを選ぶときは、普段より大きいサイズを選ぶだけでなく、足長・足幅・足囲を確認し、自分の足に合った一足を選ぶことが大切です。
4E・5Eなどの幅広設計を目安にしながら、甲の高さに合わせてストラップを調整できるか、足がサンダルの中で動きすぎないかも確認しましょう。長時間歩く場合はスポーツサンダル、近所への外出ならスライドサンダルなど、使う場面に合わせて形を選ぶのもポイントです。
フォーエルなど大きいサイズの専門店では、大きいサイズのスポーツサンダルやスライドサンダル、クロッグサンダルなどを取り扱っています。自分の足のサイズや用途に合った一足を探してみてください。