本記事ではTOKYO MX 2020年12月7日に放送された情報番組『5時に夢中!』「肥満体型は仕事ができない」説に対するマツコさんの意見を元にして執筆しています。題して「太った人の仕事論」太った人が働くためにはどうするべきかについてもご紹介します。
番組では
「片付けが苦手なことが原因で、仕事ができないというレッテルをはられる」という悩みが取り上げられました。これに対して、番組MCを務めるふかわりょうさんは、「以前は肥満体型の会社員は仕事ができないという風潮があったことを思い出した」と発言をしました。
すると、マツコさんは自身の体型も交えて、こう言ったのです。
多分、今もそれあると思うよ。私、仕事できるかな、できないかな…分かんないけど。
「自己管理ができてるか?」っていわれたら、まあきっと私できてないと思うのよ。部屋とかも汚いし。
そこだけで切り取るんだったら、多分私はできない人なんだと思うんだよね。
その発言に対し、ふかわさんが「でも他人からいわれるのはしゃくじゃないですか?」と尋ねると、マツコさんはこう答えます。
でもなんか「お前より働いてっから」「こっちのほうが偉いわ」って心の中で思いながら、(相手に)「そうですね」っていえる人、私。
その発言に対し、ふかわさんが「でも他人からいわれるのは癪じゃないですか?」と尋ねると、マツコさんはこう答えます。
でもなんか「お前より働いてっから」「こっちのほうが偉いわ」って心の中で思いながら、(相手に)「そうですね」っていえる人、私。
5時に夢中!ーより引用
マツコさんは、そういった事態が起きた際、心の中では「自分はちゃんと働いてる」と思いながら、相手に対しては「そうですね」と相づちを打つのだそうです。
太っている人は仕事ができないと感じられる理由はいったい何でしょうか。理由は大きく3つあります。
まずはこの3つを詳しく解説します。
その前に、こちらの動画をご覧ください。
仕事のスペシャリストであるマコなり社長が仕事ができない人について触れています。
残念ながら「太っている人」の項目もあります。
「太っている=自己管理ができていない」
番組からもわかるとおり、この認識は世間でも一般的です。実際のところ、整理整頓ができても太っている人はいるだろうし、その逆もいるはず。そもそも、太っているから整理できないというつながり自体が偏見以外の何者でもないでしょう。しかし、世間的にはこの認識です。TVで取り上げられたことでより普及したかもしれません。
健康に気をつけていないから、仕事ができないというわけではありません。とはいえ、会社側は高血圧や心臓病になる可能性のある人を雇うのは多少リスクのあること。だから、転職に不利ということはあります。
病気になりそう=仕事ができないことにはならないはずですが、会社側の立場になるとそう考えても仕方ないでしょう。
「太っているから汗をかいている。だから清潔感がない。」確かに他の人よりも汗をかいているかもしれません。でもそれは頑張っているからですよね。頑張っても汗をかいて仕事ができないと思われるし、頑張らなくてもちゃんと働いていないように見える。このジレンマを感じている人は多いでしょう。
太っている人が転職を成功させるためには、ケアを心がけましょう。「太っている人は仕事ができない。」と感じられてしまうのは事実ですが、少しケアをするだけで他の太っている人と差別化ができます。ここでご紹介する項目をチェックしておきましょう。
どうしても太っている人が就職しづらい職種はあります。人前に立つ仕事で、清潔感が必要なお仕事は向いていません。たとえば、キャビンアテンダント・採用担当・広報・事務職・イベントコンパニオンなどには向いていないでしょう。会社の顔としてお客様の前に立つ仕事は向いていません。
仕事ができると思われるためには実際の意見を参考に、改善できる部分は改善するのが良いでしょう。ここでは改善方法をお伝えします。
整理整頓ができない印象があるのは事実ですので、逆に整理整頓をしてあげれば仕事ができる人だと思われるのではないでしょうか。転職活動中に相手が確認するのは自分の持っているカバンです。カバンが整っていればそれだけで整理整頓ができる=仕事ができる人と感じられるでしょう。
太っている人でも清潔感のある服装をすれば、明るい人だと感じられるでしょう。太っている方は体格がもともといいので、うまく着こなせば、お洒落に清潔感を出すことができるでしょう。私服OKの職場の場合には明るい色味で、ボーダーやストライプの柄を選ぶとより清潔感が出ます。
「太っている人は仕事ができない。」と感じる企業は多いです。しかし、それは「太っているからだめだ」というネガティブ思考と、自信のなさによることが多いです。愛嬌や自信にみなぎった人材は企業側も採用したくてたまりません。マツコさんがおっしゃっているように「太っていても仕事はできる」と胸を張って取り組むことが重要です。