髪型は、その人の印象を決める重要な要素のひとつです。髪型次第で表情を明るく見せられるだけでなく、コンプレックスをカバーしたりもできるため、ヘアスタイル選びに悩む方は多いでしょう。
そこで本記事では、太ってる顔周りが気になる女性におすすめの髪型を5つ紹介します。顔の肉付きをカバーできるコツも解説するので、理想の自分に一歩近づけるかもしれませんよ。イメチェンや垢抜けのための髪型を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
太ってる顔周りが気になる方が避けた方が良い髪型には、次のような特徴があります。
顔周りの肉付きが気になると、気になる部分を髪で隠そうとしてしまいがちです。しかし実際は顔の輪郭をより強調させ、かえって顔の大きさを強調することになります。
髪をまっすぐ伸ばしたストレートのロングスタイルでは、髪からはみ出ている肩幅まで目立ち、体格の良さを目立たせてしまうことも。また前髪を厚く作ると奥行きがなくなり、横長な雰囲気だけが残るケースも少なくないため、髪型を決めるときは気を付けましょう。
太ってる顔周りを髪型でカバーしたいときは、次のポイントを押さえてみましょう。
太ってる顔周りをカバーしたいときは、隠したいところを髪で完全に隠すのではなく、程よい抜け感を与えて軽やかな雰囲気に仕上げる方が効果的です。パーマやカールで程よい動きを付け、顔の広さもカバーしてみましょう。
太ってる顔周りが気になるときは、あえて少し肌を見せた抜け感のある髪型を選ぶのがおすすめです。ここでは、ショートやボブなど髪の長さ別に、おすすめの髪型を紹介します。ヘアゴムでアレンジを加えたヘアスタイルも登場するので、髪型に迷ったときの参考にしてみてください。
ショートヘアは、顔周りが気になる方におすすめの髪型です。髪の毛で隠さないぶん顔のお肉が目立つのではと思いがちですが、頭のボリューム感を抑えられるため輪郭を小さく見せられます。髪の毛を後ろに流し、さっぱりとした雰囲気に仕上げるのもポイントです。
前髪は程よくすいて、重量感を軽減しています。前髪を少し長めに残しておくと、おでこの広さをさりげなくカバーすることも可能です。ヘアセットのしやすさも魅力で、ワックスを髪に馴染ませて毛流れを整えるだけでこなれた印象に見せられますよ。
毛先が顎下から肩に付かないくらいの切りっぱなしボブも、アレンジ次第で顔周りの肉付きが気になる方に似合うヘアスタイルです。毛先を内巻きにすると輪郭のボリュームが増しやすいため、逆に外ハネにしてみましょう。外ハネにすることで軽やかな印象になり、輪郭も目立ちにくくなります。
ショートヘアと同様に、毎朝起きてからセットしやすいのも魅力のひとつ。寝ぐせを直して毛先だけをぴょんと跳ねさせ、スプレー等で固定するだけでセットが完了します。朝のヘアセットの時間を短縮したい方も要チェックの髪型です。
ミディアムヘアで顔周りのお肉が気になるときは、唇と近い高さで一度カールを入れてみると良いでしょう。ヘアスタイルに動きが加わることで、髪の毛の重たさを軽減し、軽やかな雰囲気に仕上がります。前髪は眉毛が透けるくらいすいており、表情を明るく見せられるのも魅力です。
耳元から下にかけては明るいインナーカラーを入れ、さりげないアクセントになっているのもおしゃれ。アレンジ次第でインナーカラーの部分は隠せるため、落ち着いた髪色が求められる職場で働いている方も取り入れやすいでしょう。
ロングヘアの場合は、髪の毛をたっぷり巻いて華やかに仕上げてみましょう。ストレートのままだと毛量の多さがダイレクトに伝わりやすいため、顔周りのお肉と相まって重たい印象になりがちです。髪をクルクルと巻き、動きのあるヘアスタイルにすることで顔周りの重さも軽減できます。
ロングヘアを毎日巻くのは大変ですが、パーマで髪の毛にクセを付けることで2〜3カ月程度はキープできます。長い髪の毛をそのまま活かしたいときは、パーマをかけることも検討してみてください。
髪の毛をまとめたいときは、ポニーテールにしてみましょう。顔周りにボリュームが出る原因になる髪の毛のほとんどを後ろに持って行けるため、すっきりとした印象を与えられます。両サイドを少しだけ残しておくと、小顔効果も期待できますよ。前髪はセンターで分けることで、スタイリッシュなスタイルを実現しています。
ヘアセットする際は、結び目が口角と耳上をつないだ延長線上にくるよう調整してみましょう。高すぎず低すぎずちょうど良い位置で、大人カジュアルな仕上がりになります。毛先を巻いて、軽やかさをプラスするのもポイントです。
太ってる顔周りをカバーしたいときは、黒やダークブラウンといった落ち着いたヘアカラーがおすすめです。暗めのカラーは引き締め効果があり、顔を小さく見せられます。
明るい色を使いたい場合は、インナーカラーや毛先だけを染めてアクセントにすると良いでしょう。ただし顔周りに色を入れる「フレーミングカラー」だと顔の輪郭を強調してしまうケースもあるため、リクエストする際は注意してみてください。
顔周りが太ってるのが気になっても、髪型次第で垢抜けた印象になれます。気になるところを髪で隠すのではなく、カールで動きを付けたり、程よい透け感を与えたりするだけで、輪郭が目立ちにくくなります。ヘアカラーは、暗めの引き締めカラーがおすすめです。
顔周りの肉付きをカバーしたいときは、髪をカットする前に美容師さんに相談してみましょう。理想の髪型の画像や、雑誌の切り抜きを持って行くとイメージを伝えやすいですよ。イメチェンや垢抜けを成功させて、理想の自分に一歩近づいてみてください!