「若いころは引き締まった体だったのに・・・」という声をよく耳にします。
代謝が落ちてくる30代あたりから「だらしない体」になってしまったと気にし始める女性の方が多いようです。
今回は、だらしない体とはどのような特徴があるのか、原因と対策を解説していきます。だらしない体でも着痩せして見える着こなし術もご紹介!
だらしない体を気にされている女性は、ぜひご覧になってみてください。
だらしない体といっても、具体的にどのような体のことを指しているのでしょうか。
以下のだらしない体といわれる5つの特徴を詳しく説明します。
鏡をパッとみて自分でも「だらしない体になっているな」と気づくのは、お腹が出たときでしょう。
服を着たときにも、お腹のぜい肉がズボンやスカートの上に乗ったり、ビール腹と呼ばれるような下っ腹がでている状態はだらしない体といわれてしまいます。
だらしない体の特徴として、胸やおしりなどが垂れてくることが挙げられます。
「年齢とともに重力に逆らえなくなる」とはいわれますが、胸やおしりも例外ではありません。
体が全体的に垂れてくると、だらしない体に見えるだけではなく、老けて見えることもあります。
二の腕が太くなると、動かすたびに揺れてくるのがわかるので、だらしない体といわれがちです。
二の腕は、日常生活だけでは筋肉が付きづらく、筋トレや運動をしなければすぐにたるんできます。
女性であれば、ノースリーブを着るときに一番目立ってしまう箇所です。
自分では気づきにくいだらしない体の特徴が、二重顎です。
まっすぐ前をみている時はなんともなかったのに、下を向くと二重顎になっているなんてことも。
顔の一部である二重顎は、他の箇所と違い、服で隠せません。
実際の体重よりも太って見えるデメリットもあるので、ぜひ改善したい箇所ですよね。
下半身が太くなると、運動不足がより目立ってしまうので、だらしない体といわれる一因になります。
脚は浮腫みやすく、太くなりやすいので注意が必要です。
細身のパンツやスカートを履くときに目立ってしまうので、女性は特に気をつけたいでしょう。
前の章で、だらしない体の特徴を挙げましたが、なぜだらしない体になってしまうのかを考えていきましょう。
だらしない体になってしまう以下の3つの原因を取り上げます。
だらしない体になってしまった原因が、運動不足によるものだと気づいている方も少なくないと思います。
忙しい日常生活で、運動を取り入れることが難しい方や運動が苦手な方もいるでしょう。
しかし、筋肉は使っていかないと衰えるものです。
運動をしなければ、脂肪がたるみ、ぶよぶよと太ってきてしまいます。
正しい姿勢を保たなければ、だらしない体になってしまうことがあります。
例えば、スマホネックという言葉が流行りましたが、スマホの見過ぎで首の下側がたるみ、二重顎になってしまいます。
また、猫背などの悪い姿勢によって、日常的に使っている筋肉を使わなくなります。
悪い姿勢は、水分や老廃物を溜め込み、脂肪をつけやすくなってしまいます。
逆に正しい姿勢でいれば、体の循環もよくなりますし、正しく筋肉を動かすこともできます。
どれだけ努力したとしても、老化には勝てません。
たるみやシミ・シワの原因の多くは老化にあります。
歳を重ねると代謝が悪くなってしまい、若い時よりも痩せにくくなります。
若いうちから運動や正しい姿勢を心がけると、老化防止に繋がりますので、ぜひきれいな体を保つ努力をしていきましょう。
誰もだらしない体にはなりたくないですよね。
どうしたらだらしない体にならずに済むでしょうか。
だらしない体にならないために以下の対策を考えていきましょう。
まずは毎日鏡をみて、自分の姿を知りましょう。
自分の姿を知ることで、理想の体型を手に入れるために意識できます。
レコーディングダイエットのように、毎日食べたものと体重を書いておくことも効果的です。
自分を知ることで、自分の変化に気づき、モチベーションアップに繋がります。
一番簡単な対策なので、まずは自分を知ることからやってみましょう。
分かってはいると思いますが、運動を取り入れることはとても大切です。
運動をするときには、引き締めたい箇所を意識することで、筋肉の動きが変わってきます。
何も考えずに体を動かしても、筋肉があまり動いていないこともあります。
ゆっくりじわじわと引き締めたい筋肉を動かすように運動しましょう。
動画のように5分だけでもマッサージをすることで、老廃物を流したり、筋肉や脂肪をほぐすことができます。
体が温まる入浴中やお風呂上がりのマッサージがおすすめです。
デスクワークなどで座りっぱなしの女性は、特に足に老廃物がたまり、むくみやすくなっています。
1日の終わりにマッサージをしてリンパを流し、日々のむくみをその日のうちに解消しましょう。
気がついたら前傾姿勢になっていることはないでしょうか。
そのような方は、体をまっすぐ保ち、頭のてっぺんから紐でまっすぐ引っ張られているように心がけましょう。
スマホを見るときも、スマホを顔の正面に持ってくるイメージで、なるべく下を向かないようにすると、正しい姿勢を保つことができます。
取り上げた4つの対策を行っていても、食べすぎては意味がありません。
まずは、自分に合った1日に必要なカロリー計算をしてみましょう。
例えば、30代女性であまり動かない方は「約1,750Kcal/日」です。
(参照:【早見表】性別・年齢別の1日に必要なカロリー量/JOY FIT)
自分に必要なカロリーの中で、運動や食事に気をつけるなら、だらしない体を引き締めることができるでしょう。
だらしない体でも、可能な限り着痩せして見せることができます。
そのためには、服選びがとても重要です。
だらしないと思える体の部分は人それぞれですので、自分の体型に合ったコーディネートを探しましょう。
胸が大きい方や上半身にボリュームがある方は「Xライン」コーディネートを目指しましょう。
例えば、ウエスト部分がきゅっと引き締まるように、ベルトを活用したり、パンツやスカートにトップスをインするスタイルです。
下半身をカバーしたい方は「Aライン」がおすすめです。
例えば、下にどんどん広がっていくワンピースや、末広がりなボトムスを使ったスタイルになります。
トップスもダボっとしたサイズを選んでしまうと野暮ったく見えてしまうので、トップスは比較的華奢なものを選びましょう。
誰にでも着痩せ効果があるのは「Iライン」シルエットです。
上から下までストンとしたIラインを描くことで、縦長効果を得られます。
例えば、まっすぐ下にのびるロングカーディガンを羽織ったり、ストンと落ちるワンピースがIラインコーディネートの特徴です。
この記事では、女性が“だらしない体と言われる体とはどのような特徴があるのか、原因と対策を解説してきました。
だらしない体を引き締めることは大変ですが、運動やマッサージ、姿勢に気をつけることなど、日々の努力によって少しずつ改善されます。
現状改善が難しい女性の方は、だらしない体でも着痩せして見えるファッションを楽しむこともできます。
ぜひ、落ち込むよりも日々の改善を楽しんでいきましょう。
尚、男性のぽっちゃり診断方法について解説した記事もあります。どこからが男性にとってのぽっちゃりなのか知りたい!という方はぜひ読んでくださいね。