暑い夏は汗や蒸し暑さで、外出も室内も快適に過ごすのが大変ですよね。そんなとき、手軽に涼しさを感じられる「冷却グッズ」があると心強い味方になります。
とはいえ、冷却グッズは種類も豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、汗っかきさん必見のおすすめ冷却グッズをご紹介します。
自分に合ったグッズを選びたいという人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
夏の暑さや湿気の中で快適に過ごすためには、冷却グッズが欠かせません。
ひと口に冷却グッズといっても、体を直接冷やすものから汗をケアするものまで種類はさまざま。目的に合ったアイテムを選べば、涼しさを実感しながら不快感も軽減できますよ。
それでは、どのような冷却グッズがあるのか見ていきましょう。
体の一部分を効率よく冷やすことで、全身の暑さをやわらげられます。人間の体は首や脇、股の付け根など太い血管が通っている部分を冷やすと、短時間で涼しさを感じやすいものです。
代表的なのはネッククーラーですよね。首に装着するだけで血流を冷やし、体感温度を下げてくれるアイテムです。冷蔵庫や冷凍庫で短時間冷やすだけで凍るため、準備も簡単。冷水をかけるだけでも固くなります。
また、夏の定番といえばハンディファン。コンパクトで持ち運びしやすく、顔や首元に風を当てることでサッと涼しさを得られます。最近では冷却プレート付きもあり、屋外でもしっかり活躍してくれます。
汗そのものをリセットできるのが、ボディケア系の冷却グッズです。かいた汗をそのまま放置すると、肌がベタつくだけでなく、ニオイや肌荒れの原因にもなります。
そこで便利なのが、ボディシートやボディミストです。
ボディシートには、ひんやりとした清涼感が得られるものや、パウダー入りでサラサラ感が持続するものなどがあります。ボディミストは、シュッと吹きかけるだけで瞬間的に肌をクールダウンできますよ。
香り付きタイプならリフレッシュ効果もあり、気分を切り替えたいときにもおすすめです。冷蔵庫で冷やしてから使うと、さらにひんやり感が増して気持ち良さもアップします。
特に人前で気になるのが脇汗ですよね。そんなときは脇汗対策専用のグッズを取り入れると安心です。
まず代表的なのが 汗ワキパッド。服の内側に貼るだけで汗染みを防ぎ、洋服を守ってくれます。また、吸汗速乾素材を使ったインナーは、汗をすばやく吸収し、服に染みにくくしてくれます。スーツや制服の下に着るのに最適ですよ。
「制汗剤」と「デオドラント」を混同している人は多いのではないでしょうか。名前は似ていますが、役割は異なります。
つまり、汗が多くて困る人は制汗剤、ニオイだけが気になる人はデオドラントを選ぶとよいでしょう。
冷却グッズは種類が豊富だからこそ、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。そこで、自分に合ったグッズを選ぶためのポイントを整理してみましょう。
体の部位で意外にも気になるのが顔汗対策。顔に使う場合は、肌がデリケートな部分なので低刺激のものを選ぶことが大切です。顔用の制汗剤を使うのもおすすめ。持ち歩きやすいサイズなら、出先で汗対策ができます。
脇汗が気になる場合は、デオドラントスティックやデオドラントロールオンが便利です。スティックタイプは肌への密着度が高く、長時間効果が持続します。ロールオンタイプは液体タイプであるため、ムラなく塗りやすいのが特徴です。
全身に使う場合は、ボディシートや制汗スプレーがおすすめ。清涼感を得やすく、どれも全身にたっぷり使えます。
冷却グッズはそれぞれ、メリット・デメリットがあります。以下の表で確認してみましょう。
冷却グッズ | メリット | デメリット | おすすめの使用シーン |
ネッククーラー・ハンディファン | 顔や首元を素早く涼しくできる | 重さやサイズが気になる場合がある | 通勤時の電車待ち・オフィスのデスク |
スティックタイプ | ピンポイントで使える | 広範囲には使いにくい | 外出前にサッと使いたい人向け |
ロールオンタイプ | 液状で密着力が高く、効果が長持ち | 乾くまで少し時間がかかる | オフィスや学校など、長時間人と過ごす場面 |
クリームタイプ | 乾燥肌や敏感肌でも使いやすい | 手が汚れやすい | スポーツ・ライブなど汗をかきやすいシーン |
スプレータイプ | 広範囲にサッと使える | 効果が短時間 | 運動後・屋外イベントでリフレッシュしたい時 |
ウォータータイプ | 軽いつけ心地でさらっと使える | 汗の量が多い人には物足りない | 通勤・オフィスでこまめに使いたい人向け |
メリット・デメリットを比較し、用途やシーンを想定して選びましょう。
汗のニオイ・体臭が気になると、いい香りでニオイを中和したくなるものです。しかし香りを付けることで、余計にニオイが気になることも。そのため、汗のニオイや体臭が気になるときこそ、無香料がおすすめです。
香り付きを選びたいときには、汗のニオイを抑える成分が入っていると香りをしっかり楽しめます。
汗の量が気になるときには、制汗成分が入ったものを選びましょう。制汗成分には、クロルヒドロキシアルミニウム・パラフェノールスルホン酸亜鉛・焼ミョウバンなどがあります。
汗のニオイが気になるときには、ニオイの原因菌を抑制する殺菌成分が入ったものがおすすめです。殺菌成分には、イソプロピルメチルフェノール・ベンザルコニウム塩化物・β-グリチルレチン酸・焼ミョウバンなどがあります。
悩みに合わせて、成分を選びましょう。
実際に人気のあるアイテムをランキング形式で紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の悩みに合ったものを選んでみてくださいね。
焼ミョウバンを主成分に使った制汗デオドラントです。汗の出口をしっかりガードし、ニオイの原因菌を抑える効果があります。
スティックタイプなので狙った部分にピタッと密着し、長時間効果が持続します。朝塗れば一日中効果が持続するので、塗り直すタイミングがない日にもぴったりです。
まるでシャワーを浴びたばかりのように爽やかに香る制汗デオドラントウォーターです。パウダー配合で肌をさらさらに保ち、全身の汗やニオイをしっかりケアできます。
7種類の香りがあり、好きな香りを選べます。特に香りを楽しみたい人や、爽快さと使いやすさの両立を求める人におすすめです。
夏の定番ともいえる大判のボディシートです。ひと拭きするだけで汗とベタつきを取り、メントールの清涼感が全身に広がります。
背中や腕、首など広い範囲を一度でケアできるのが魅力です。スポーツや外出後のリフレッシュに最適で、ひんやり感があります。香りのバリエーションも豊富なので、気分に合わせて選べるのもポイントです。
「脇汗をしっかり抑えたい!」という人から支持を受けている制汗剤です。ロールオンタイプ・ジェルタイプ・クリームタイプの3種類があります。
Wの殺菌有効成分でニオイの原因菌に働きかけ、汗のニオイを抑えます。汗のニオイだけでなく、ワキガのニオイにも効果的です。
無香料タイプなので、香りが苦手な人や職場でも使いやすいですよ。
殺菌有効成分が汗のニオイを抑え、制汗有効成分が汗を出にくくします。オイルベース処方のスプレーであるため、密着率が高いのもうれしいポイント。
ワンプッシュで全身に使える手軽さが魅力で、外出前やスポーツ後にさっと使えるのが便利です。パウダー入りなのでベタつきを抑え、快適な肌触りを長時間保てます。
汗や暑さに悩まされる夏こそ、自分に合った冷却グッズを上手に取り入れることで、快適さが大きく変わります。
首や脇、全身など使う部位や、香りや成分の好みに合わせて選べば、汗やニオイの悩みもスッキリ解消できますよ。今回紹介したアイテムを参考に、暑い季節も爽やかに乗り越えましょう!