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2026.01.30 :L-Life編集部

ベッド耐荷重の目安は?体重100kg以上の男性が確認すべき3つ

ベッドの耐荷重

100kgを超える男性がベッドを選ぶとき、一番最初にチェックするべきポイントは「耐荷重」ですよね。
寝具の買い換え時に耐荷重をチェックし、「体重140kgだから、耐荷重150kgなら余裕でしょ」と自分の体重と比較して選ぶ方も多いと思います。

しかし実は、耐荷重は自分の体重だけで比較してはいけません。耐荷重を間違えた結果、

  • 寝返りのたびにギシギシ音がする
  • 朝起きると腰が沈んで痛い
  • 床板が割れてしまった

といったトラブルが起きてしまうことも・・・。

そこで今回は、100kg超の男性でも静音・頑丈・壊れにくいベッドを選べるように、耐荷重の基礎から、ベッドの選び方、注意すべきベッドの種類まで解説します。

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ベッドの「耐荷重」とは?

ベッドの「耐荷重」とは、安全に支えられる重さの目安のことです。ただし、この耐荷重には注意点があります。ここからは、耐荷重の基礎知識をみていきましょう。

耐荷重の定義

「耐荷重」とは、ベッドフレーム・床板・脚部が壊れずに支えられる最大の「静止耐荷重」を指します。ベッドフレームにかかる重さは体重だけではありませんよね。マットレスや布団などの重さもかかります。

シングルベッドの耐荷重は100kgのものが多く、その上にマットレスが約20kg、布団など約5kgが加われば、100kgの体重を支えられなくなります。

耐荷重とは、自分の体重だけでなく、マットレスなどベッドの上に乗るもの全ての合計重量であることを理解しておく必要があります。

【例】体重100kg + マットレス20kg + 布団5kg = 125kg

耐荷重は「静止耐荷重」

さらに注目すべきは「静止耐荷重」であること。静止耐荷重とは、動かずに載せたときの耐荷重という意味です。

  • 寝返りを打つ
  • 立ったり座ったりする
  • ベッドの上で飛び跳ねる

つまり、実際の生活で発生する上記のような動きは考慮されていません。体重100kg以上では、これらの動作がフレームや床板に大きな負担を与えます。

耐荷重内に収まっているから大丈夫!と思っても、動きによって負担が増加し、ベッドが壊れてしまう可能性があるのです。

安心して使用するには、耐荷重に余裕のあるベッドを選ぶ必要があります。

耐荷重が不足しているベッドで寝るリスク

耐荷重が足りていないベッドを使い続けると、フレームや床板に過剰な力がかかり、さまざまなトラブルの原因になってしまいます。100kg以上の男性の場合、さらにリスクが高くなることに。

では、具体的にどのようなトラブルが起こる可能性があるのでしょうか。

ギシギシという異音の原因になる

耐荷重が不足したベッドでは、寝返りのたびにギシギシと異音が出て、睡眠の妨げになることがあります。異音の原因として多いのは以下の3つです。

  • フレームが体重に耐えられず「しなる」
  • ネジ周りが摩耗して、金属同士が擦れる
  • 床板(すのこ)が沈んで軋み音が出る

100kg超の男性の場合、ベッドへの負荷が高くなるため、動くたびにギシギシと音が響き、家族の睡眠を妨げることにもつながります。

床板の底抜け・破損の恐れがある

耐荷重不足が深刻化すると、床板が割れる・抜ける・落ちるといった事故につながりかねません。

特に床板(すのこ)が薄いベッドフレームや細いパイプのベッドフレームは、100kg以上だと局所的な負荷に耐えられません。
一度床板が割れると自力での修理は難しく、ベッドとしての機能も安全性も失われるため、多くの場合で買い替えが必要になります。

ベッドの耐荷重 確認方法

100kg超の男性がベッドを選ぶ際には、安全に使用するために耐荷重をチェックしなければなりません。ここからは、耐荷重の確認方法をご紹介します。

公式サイトで確認する

確実な方法は、メーカー公式サイトの商品ページです。ベッドの材質やサイズなどが記載されている箇所に耐荷重も載っていることが多いので、チェックしてみてください。

また、商品ページで耐荷重が見つからない場合は、商品説明書(PDFなど)に記載されているケースも多いため、併せてチェックしましょう。

販売店に確認する

販売店(ネットショップ含む)に問い合わせるのも有効です。耐荷重が明記されていない商品は、問い合わせれば担当者がメーカーに確認してくれることがあります。

耐荷重とともに、床板の構造や体重が100kgを超えていても安全に使用できるのか聞いておくとさらに安心です。

100kg超の男性がベッドを選ぶときにチェックすべき3つのポイント

100kgを超える体格の場合、一般的な家庭用ベッドでは構造的に不十分なことが多くあります。安全に使用するには、耐荷重以外のベッド自体の構造までチェックしておくとよいでしょう。

ここでは特に重要な3つのチェックポイントを解説します。

耐荷重200kg以上のベッドフレーム

耐荷重は寝返りなどの動きを加味した上で、「体重×1.5倍以上」を目安に選ぶと安心です。例えば、体重100kgの場合は耐荷重150kg以上、体重130kgの場合は耐荷重200kg以上を目安に選ぶとよいでしょう。

体重100kg × 1.5 = 150kg
体重110kg × 1.5 = 165kg
体重120kg × 1.5 = 180kg
体重130kg × 1.5 = 195kg
体重140kg × 1.5 = 210kg
体重150kg × 1.5 = 225kg

一般的に、シングルの耐荷重は100kg~150kg程度のベッドが多いため、体重が100kg以上ある場合、セミダブル以上がおすすめです。セミダブル以上は耐荷重がシングルベッドよりも高い可能性があるため、ダブルベッドなど、元々の耐荷重設定が高いものを選ぶか、頑丈設計のシングルベッドを選ぶのがおすすめです。

耐荷重が300kgや400kgなど、丈夫に作られているタイプのベッドであれば、シングルやセミダブルサイズのベッドを使用することも可能です。

JIS規格に準じた検査を受けた床板

耐荷重以外に、JIS規格(日本産業規格)に準じた検査を受けた床板を選ぶと安心です。100kg超の体型では、床板に負荷が集中します。そのため、床板の強度基準が明確なものを選ぶのが重要です。

特に信頼できるのが、JIS(日本産業規格)基準の耐久試験に準じた床板・フレーム。JIS規格の試験では、一定の重さをかけた後、割れなどが起こっていないかを厳しくチェックします。

JIS規格に準じた検査を行っているベッドは、耐荷重の数字だけではわからない、構造としての強さが保証されているのです。

丈夫な桟(さん)・すのこのすき間の間隔

床板の頑丈さを判断するうえで重要なのが、桟(さん)とすのこのすき間の広さ。桟とは、ベッドフレームを補強するパーツです。桟は本数が多いほど丈夫さがアップします。

さらに、すのこのすき間は狭い方が丈夫です。すのこの厚みは20mm以上あると安心感があります。

すのこが薄く、すき間も広い構造は100kg超だと沈み込みや破損の原因になることも。逆に極厚すのこ・密な桟構造であれば、業務用のように安心して使えます。

腰の沈みを防ぐ!100kg超の身体を支えられるマットレスのチェックポイント

体重が100kgを超えると、柔らかいマットレスでは腰だけが深く沈むため、寝姿勢が崩れ、朝の腰痛につながります。次は100kg以上の男性が選ぶべきマットレスのチェックポイントを解説します。

硬めのマットレス

100kg超の人は、一般的な「やわらかめ」マットレスだと体を支えきれません。例えば、低反発マットレスは柔らかすぎて沈み込みすぎるため、避けたほうがよいでしょう。

硬めのマットレスを選ぶことで、腰部分の沈み込みを防げる、寝返りが打ちやすくなるといったメリットがあります。沈みすぎない硬さのマットレスを選びましょう。

200ニュートン(N)以上の高反発マットレス

マットレスの硬さ(反発力)は「ニュートン(N)」で表示されます。100kg超の体重の場合は、200N以上の高反発がおすすめです。高反発マットレスは体を押し返す力が強く、沈み込みを防いで自然な寝姿勢をキープできます。

さらに、厚さは薄型ではなく、10センチ以上のものを選ぶとしっかり身体を支えられます。

線径2.0mm以上のポケットコイル

コイルマットレスを選ぶ場合は、太い線径(ワイヤーの太さ)が重要です。2.0mm以上なら硬めで沈みにくく、2.2mm以上なら業務用レベルの強さを期待できます。

太線のコイルを選ぶことで、体全体を均等に支えられるため、腰への負荷を軽減できます。

業務用レベルの頑丈さ!100kg超の男性でも安心して使用できるベッドの種類

100kg以上の体重でも壊れないベッドを選ぶなら、構造がしっかりした種類を選ぶのがおすすめです。ここでは、特に耐荷重・静音性・強度に優れたベッドタイプを紹介します。

極厚すのこベッド

極厚のすのこを採用したベッドは、耐荷重が500kg以上ある頑丈なものも販売されています。耐荷重だけでなく、すのこの間隔や桟までチェックし、構造的にも安心できるものを選びましょう。

さらに、すのこの厚みが20mm以上で、70mm角以上の太いフレーム脚なら、100kg以上でも沈みにくく、音が出にくい構造のため、静かで丈夫なベッドが欲しい人に最適です。

50mm以上のパイプベッド

パイプベッドは、パイプの太さ=頑丈さと言っても過言ではありません。一般的なパイプ径は38mmですが、丈夫なベッドを選ぶなら50mm以上のパイプ径を選ぶと安心です。

収納付きベッド

収納付きベッドは「底板+引き出し構造」により、耐荷重が高いモデルが多いのが特徴です。なかには耐荷重600kgを誇るベッドも販売されています。

引き出しタイプの収納付きベッド以外に、跳ね上げ式ベッドも同様に耐荷重が高い商品があります。収納力が高いというメリットもあり、ライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

ロータイプベッド

ロータイプベッドは脚が低いため、重心が安定して揺れにくいのがメリットです。振動が少なく、きしみにくいため、安定した寝心地を得られます。

同じロータイプでも、脚がなく床にフレーム全体を直接置くフロアベッドは、フレームが歪んでしまう可能性があるため、おすすめできません。

100kg超の男性は使用注意!耐荷重が低めなベッドの種類

どんなに見た目が良くても、構造的に耐荷重が低く、100kg超の体重で使うと壊れやすいベッドもあります。ここでは、特に注意すべき種類を解説します。

ロフトベッド

ロフトベッドは構造上どうしても揺れやすく、耐荷重も80〜120kg程度に設定されていることが多いです。100kg超の場合、身体をしっかり支えられる厚いマットレスがおすすめですが、ロフトベッドの場合、サイドガードを超えてしまうため使えないことがあります。

ベッドフレームだけでなく、マットレスを考えても、高い位置で寝るロフトベッドは使用を避けるのが賢明です。

二段ベッド

二段ベッドも構造上、揺れやすいです。さらに、子どもが使用することが想定されているため、耐荷重が150kgほどと低く設定されています。

二段ベッドを使用する際には、体重が重い人が下の段を使った方が安全です。二人で安全に使うなら、もちろん耐荷重が足りている必要があります。

パイプベッド

パイプベッド自体は頑丈なタイプもありますが、問題なのはパイプの細さです。細いパイプ(25〜32mm)は、荷重に耐えられず変形しやすいというデメリットがあります。

特に100kg以上では、金属の擦れる音が気になったり、金属製の床板が曲がってしまう可能性も。細パイプや軽量フレームのベッドは避けましょう。

朝の腰痛と夜の騒音から解放されるために!自分に合ったベッドを選ぼう

100kg以上の男性が快適に眠るためには、耐荷重をチェックすることが大切です。それだけでなく、床板の厚さやパイプの太さなどの構造をチェックする必要があります。

さらに、硬めで高反発のマットレスを組み合わせれば、腰の沈み込みを防ぎ、朝の腰痛や夜のきしみ音を軽減できます。

しっかりした構造と最適なマットレスを選べば、体重が重くても安心して眠れる環境を整えられます。ぜひ自分に合ったベッド選びの参考にしてください。

この記事を書いた人: L-Life編集部
L-Life編集部
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