温めるだけで、スパイスが効いたおいしいカレーを食べられるレトルトカレー。意外とカロリーが低いことをご存じでしたか?
市販されているレトルトカレーのカロリーは、多くが300kcal以下。低カロリーなものだと150kcalを下回る商品もあります。茶碗1杯分のご飯(約150g)のカロリーは約240kcalですから、工夫次第で1食を400kcal以下に抑えることも可能です。
1日の摂取カロリーの目安は、身体活動量が少ない成人女性で1,400〜2,000kcal、成人男性は2,000〜2,400kcal。ダイエットや健康管理をしている最中でも、たまにならレトルトカレーを食べてもよさそうですね。
そこで今回は、ダイエット中・健康管理中の方におすすめの低カロリーなレトルトカレーを5つご紹介。野菜中心でシンプルな味付けの食事もよいですが、毎月数回くらいは美味しいレトルトカレーを食べて気分転換をしてみましょう!
子供から大人まで大人気のカレーは、レトルト商品もたくさん販売されています。スパイスが利いているものや野菜がゴロゴロ入っているものなど、種類はとても豊富です。なかでも全国的に知られている、5つのメーカーの商品とカロリーを比べてみましょう。
企業名 | 商品名 | カロリー |
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ハウス食品 | 咖喱屋カレー 中辛 | 154kcal |
日本食研 | 食研カレー | 122kcal |
無印良品 | 素材を生かしたカレーバターチキン | 260kcal |
中村屋 | インドカリースパイシーチキン | 225kcal |
セブン-イレブン | ビーフカレー 中辛 | 113kcal |
いろいろな食材と合わせやすくて、種類がとても豊富なレトルトカレー。スーパーのカレー棚の半分以上がレトルトカレーで埋まっていることもあり、低カロリーな商品を探すのも一苦労です。そこで今回は日本全国どこでも手に入れやすい、人気メーカーとコンビニの低カロリーなレトルトカレーを合わせて5つ紹介します。
低カロリーなのに牛肉の旨味をしっかりと感じられる、大塚食品の100kcalマイサイズ 欧風カレー(99kcal)。箱ごとレンジに入れて簡単に調理できるのが嬉しいポイントです。
具材はカロリーを抑えるためか、少し控えめ。ルーはサラサラとしており、あっさりと食べられますよ。パックの封を切ると、低カロリーのレトルトカレーとは思えないほどスパイシーな香りが漂ってきます。
ご飯とカレーを絡めて口に運ぶと、トマトペーストの酸味とスパイスのピリリとした刺激を感じられて、どんどん食べ進められます。味がしっかりと付いており、カロリー控えめなレトルトカレーとは思えない、食べ応えのある一品です。
レトルトカレーでも野菜をしっかり摂取したい方におすすめは、明治のまるごと野菜 5種の彩り野菜カレー190g(120kcal)です。
中身をお皿に出してみると、かぼちゃ・ニンジン・ヤングコーンなどの野菜が一口サイズでゴロゴロ入っており、栄養をしっかり採れそうです。「中辛」と銘打っていますが思ったよりも辛くはなく、野菜のヘルシーさも感じられてダイエット中でも抵抗なく食べられます。
他のレトルトカレーと比べると野菜の比率が高く、よく噛んでじっくりと食べ進められるのも魅力の1つ。噛むことにより満腹中枢を刺激し、食べる量を減らすことにも効果が期待できるレトルトカレーです。
食事量を制限している方は要チェックなのが、いなば食品のノンオイルチキンカレー90g(62kcal)。油脂を使用していない分、カレールーが固まりにくいため、常温のままでも食べられます。
カレールーはトロリとしており、ご飯と絡みやすいのが注目ポイント。スプーンでご飯とカレーをすくって口に運ぶと、マイルドな甘さがふわりと広がります。醤油が入っているからか、優しい味わいなのが特徴です。
お肉は鶏肉を使用しており、牛肉や豚肉のカレーよりも風味があっさりとしています。とにかくカロリーを抑えたい方におすすめのレトルトカレーです。
「たくさん食べたいけれど、カロリーが気になる!」という時は、ファミリーマートのビーフカレー甘口(138kcal)をチェックしてみてください。カレー用のお皿がいっぱいになるくらいの量なのに低カロリーなため、ダイエット中の方もたっぷりいただけますよ。
お肉・ジャガイモ・にんじんがゴロっと入っており、見た目はレトルトカレーと思えないほど豪華です。スパイスの香りが濃厚なため、低カロリーでも満足感が得られますよ。
カレールーには少しトロミがあり、ナンやトーストをディップするのもおすすめです。
1日に必要な野菜の3分の1の量を取れる、セブン-イレブンのごろっと野菜カレー(130kcal)。ルーよりも野菜が多く入っており、すぐにお腹いっぱいになりそうです。
野菜は少し大きめに切ってあるので、口いっぱいに具材を頬張れます。レンコンやニンジンの食感はシャキッとしており、まるで今日家で作ったばかりのカレーのよう。揚げナスはしっかりと形を保っていて、噛めば噛むほど油とルーの旨味がじゅわっと溢れてきます。
初めはトマトの酸味や玉ねぎの甘味を感じられて、後から香辛料の刺激が追ってくるおいしいレトルトカレーです。
「健康管理やダイエットのためだから」と、低カロリーのレトルトカレーを毎回同じ方法で食べていると、そのうち飽きてしまいます。時には新しい刺激が欲しくなり、つい高カロリーなご飯を食べてしまうことも。お手軽なアレンジ方法を知って、健康的な生活を長続きさせましょう!
おすすめのアレンジ方法は、カレーうどんや豆腐のカレースープです。カレーうどんはご飯の代わりにうどんを投入するだけなので、作り方はとても簡単。茹でたうどんのカロリーは100gあたり105kcalで、炊いたうるち米100gあたり163kcalよりも低い数値をマークしています。
ヘルシー食材として人気の豆腐を使ったスープを作るときは、レトルトカレーを水で薄めて醤油とショウガで味付けをしましょう。豆腐のまろやかな味わいとマッチして、身体を温めながら美味しくいただけますよ。
意外と低カロリーで、ダイエットや健康管理の最中でも気軽に食事メニューに取り入れられるレトルトカレー。なかには1食あたり100kcal以下の商品があるなんて驚きです!
ご飯を玄米に変えたり、豆腐を入れたカレースープにアレンジすることで、より摂取カロリーを抑えられますよ。カロリー制限中は淡白な味の料理を食べがちですが、ずっと同じような味の食事をし続けるのは難しいものです。たまにはスパイシーなレトルトカレーを食べて、気分転換をしてみてください。